「すべてのものは、みな関連し合って成り立っているんだ。偶然なんてひとつもないんだよ。」
「まだ現実に起きていない先のことをあれこれ気に病むのではなく、いま起きていることにあたることの方が賢明なことだよ。(中略)もっと”いま”という時を楽しむようにしなくちゃ。人生は短いんだ。もし現実に、何かの問題に直面した時は、それに全力であたって解決すればいいんだ。(中略)どうして、実際起こりもしないことに頭を悩ませて、現在を犠牲にしなくてはならないんだい?」
「つらく厳しい人生を耐えてきた人が、より人間的な人生を送れるようになったとしたら、その人達がいちばんそれを評価できるだろう。もし夜がなかったらどうして日の出を喜ぶことができるだろう」
「人生が提供してくれた全てのものに注意の目を向けるように努めてごらん。絶えず色んなすばらしさを発見することだろう。頭ばかりで考えるかわりに、感じるように知覚するように努めてごらん。人生の深い意味は思考のもっと向こう側にあるんだ」
「いまを楽しむかわりに、また先のことを心配し始めたね」
「もし、人生やその瞬間が美しいと感じ始めたとしたら、その人は目覚め始めているんだ。目覚めている人は、人生はすばらしい天国であることを知っていて、瞬間、瞬間を満喫することができる」
「でも彼らの良い側面を引き出すようにしてあげれば、彼らも君に良い返答をしてくるし、彼らの悪い側面ばかりに目がいくと、今度は君に敵意をむき出しにしてくるんだ」
「彼らは先々のことを色々想像して、思い悩んだりなんかしないんだよ。ただ、このいまを充実させることを、まず心がけているんだ」
「ものごとを問題として捉えるのではなくて、乗り越えるための自分自身への挑戦として解釈しているんだよ。だからここではみんな元気だ」
「考えるということの他に、何があるのかって。知覚することだよ。見えるもの、聞こえるものに、喜びを感じること、手で触れること、自覚して呼吸すること、嗅ぐこと、味覚を味わうこと、たったいまの現在を満喫することだよ。ちょっとでもいいから、考えることをやめてごらん。ずっと幸せになれるよ。目を大きく開いて周囲をよく見てごらん。このいまという、大切な時間をムダにしてはダメだよ」
「好きということはひとつの愛のかたちだ。愛がなければ楽しみもない。我々は全てを愛するように心がけている。愛をもって生きる方がずっと楽しく生きられるんだよ。君は月が好きでなかったね。でも僕は好きだ。だから、君よりも余計に楽しんでいるし、より幸せなんだよ」
「全てはみな、さいごには自分に跳ね返ってくるんだよ」
「他人と競争するんじゃなくて、ただ自分自身と競争して自分自身に打ち勝つべきなんだよ」
「何も感じなかったのは、自分をよく観察していないからなんだ。外部に払うのと同じくらい、自分自身に注意を払っていたら、たくさんのことが発見できるんだよ」
「”愛が幸福に向かう唯一の道”だってこと、忘れないようにね」
(以上、本文より)
”いま”を楽しむ。”いま”を満喫する。
まだ起こっていない、起こるかどうかわからないことに、”いま”を支配されてはいけない。
問題が起こった時は、その時に全力であたって解決する。
乗り越えるための自分自身への挑戦と解釈する。
気がつけば不安、心配が頭の中を占めている私ですが、”いったい誰の人生を生きているの?”と思ってしまいます。”いま”を大切に、目の前にあることを感じるよう知覚することも意識していこうと思います。
ありがとうございました。
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