本

きみのいた森で(ピート・ハウトマン 著、こだまともこ 訳)

「幽霊っていうのは、生きている人間の思い出にとりついた秘密なんだよ。私たちがその秘密を持ち続けているあいだ、幽霊は離れようとしない。じーっと待っているんだ。忘れてくれるのを、待っているのさ。おやじは六十年前に亡くなったが、まだこの頭の中にい...
本

神の値段(一色さゆり 著)

「されど死ぬのはいつも他人」2016年 第14回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞受賞作。
本

まほろばの王たち(仁木英之 著)

「一つ何かを為すことができれば、全てはその応用でしかないんだよ」(小角)「そう、できると思うところから全てが始まる」(小角)「人の力は様々あります。讃良さまのような力、私のような力、そして大海人さまのような力、それぞれは違いますが、それでい...
本

世界の測量 ガウスとフンボルトの物語(ダニエル・ケールマン 著、瀬川裕司 訳)

「何か驚かされるものに出会ったなら、それを測ってみるというのはよい発想だよ。」(マルクス・ヘルツ)「たえず自分自身の位置を確かめなければ、人は先へ進めないものだ。道端のどんな小さな謎だろうと放置してはならないのだよ。」(フンボルト)「正確性...
本

閉じた本(ギルバート・アデア 著 青木純子 訳)

交通事故で盲目となった作家ポールは、郊外の家で隠棲生活を送っていた。自伝を記すため、口述筆記助手の募集広告を新聞に出し、青年ジョン・ライダーがその職に就く。ジョンはポールの眼となり、仕事・共同生活を送るが、ポールは徐々に青年ジョンに違和感を...
本

人生が一変する「量子力学的」感謝日記(村松大輔 著)

――本との出会いには意味がある――1冊の本が、ときに人生を変えてくれることもあります。そんな“運命の一冊”との出会いは、偶然ではなく、必然だったのです。あなたは、人生が変わるタイミングで、あなたの人生に必要な本に出会った――。そしてなぜ出会...
本

ローラ・フェイとの最後の会話(トマス・H・クック 著、村松潔 訳)

“「気をつけなきゃだめだぞ、ルーク。物事は急に起こるんだから」と父は言ったものだった。”“「ひとつだけわかっているのは、どんどん過ぎていってしまうということね。人生はたちまち過ぎてしまう」とローラ・フェイは言った。”“「病気の人が人生のこと...
本

誘拐児(翔田 寛 著)

戦中、終戦翌年、昭和36年と時空を飛び、楽しい読書時間でした。昭和36年の殺人事件がきっかけで、15年前(終戦翌年)の未解決誘拐事件が動き出す。一度読み終わった後、すぐにもう一度読み直しました。「なるほど、なるほど」と答え合わせをするように...
本

逆転のメソッド――箱根駅伝もビジネスも一緒です(原晋 著)

“日頃から自分の目標を明確に定め、目標に向けたプロセスを大切にしていけば結果は必ずついてくるというのが、私のふだんからの指導理念である。目標を定めていれば、どんな小さな試合でも今、自分がどこにいるかという位置がわかってくる。そこから目標に向...
本

屍人荘の殺人(今村昌弘 著)

“――うまくいかないもんだな。”(本文より)第27回鮎川哲也賞受賞。『このミステリーがすごい!2018年版』、〈週刊文春〉2017年ミステリーベスト10、『2018本格ミステリ・ベスト10』第1位。