“ダメ元でも可能性を潰していけば、やがて見えてくるものがあるだろう。「捜査に無駄はない」教わったことを愚直に踏襲するだけだ。”
「いいか。人の思惑や感情には関係なく、この世には正しいこと、守るべき筋がある。誰にも見えていて、誰にも公平で公明なもの。俺はそれに従って動いた。簡単なことだ」
「でも僕は人と接する仕事がしたかったと思ったんです。自分の仕事が、社会の中で明確に何かを変えるところが見たかったんです」
(本文より)
東京の殺人事件の捜査と、松山大学のマンドリンクラブ同窓生の久しぶりの出会い。
東京と松山。関連性もなく物語は進んでいき、どこでつながって行くのかと気になって、途中からは一気に読み進めました。
ドキドキ、楽しかったです。ありがとうございます。
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